世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチで判定勝ちし、新王者となった井岡一翔(志成)が熱戦から一夜明けた25日、東京都内の所属ジムで記者会見し、昨年末以来となったジョシュア・フランコ(米国)との再戦を制し「前回はドローだったので、勝利という結果への喜びがある」と安堵の表情を浮かべた。
21日には昨年末に採取した井岡の尿検体から大麻成分が検出されたと日本ボクシングコミッション(JBC)が発表。試合直前の対応に井岡は「今回の試合ができるのかどうかという危機もあったと思う。妨げられているようにしか感じない」と不信感を口にした。