オランダ1部のPSVとキットサプライヤーのPumaは23日、2023-24シーズンに向けた新サードユニフォームを発表した。
このデザインはホームタウンの産業に敬意を表したユニークなものとなっている。
PSV 2023-24 Puma Third
PSV 2023-24 Puma サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームは、ブルー(セーリングブルー)を基調にイエロー(ファストイエロー)を組み合せ、前面にかなり独特なライングラフィックを配したデザイン。この模様の意味については後述する。
背面首元には、かつての胸スポンサーでクラブの“原点”でもある電機メーカー「Philips」のロゴマークをプリント。同社の存在がある意味で今回のデザインの源流とも言える。
今回のデザインは、オランダのシリコンバレーとも呼ばれるハイテク都市「ブレインポート」に敬意を表し、象徴とも言えるコンピューター・チップ(半導体チップ)などをモチーフとしたもの。
PSVの原点はPhilips社の企業チーム。ブレインポートがあるアイントホーフェンは1891年に同社が創業した街であり、現在ではハイテク産業の集積地だ。そのレベルの高さはアメリカのシリコンバレーと比較されるほどである。
シャツの入り組んだライングラフィックは、画像のような電子回路基板を描いたもの。ブルーとイエローのコントラストも含めて、“超サイバーデザイン”と表現したくなる個性的なユニフォームだ。
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120周年を祝ったシャンパン色のアウェイキットとはまた別の意味でユニークなサードキット。背面に電子回路基板のデザインが無いのは、UEFAのコンペティションに対応したことによるものかもしれない。
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