任期満了に伴う福井県鯖江市議会議員選挙は6月25日告示され、定数20に対して現職15人、新人11人の計26人が立候補し、選挙戦に入った。投開票は7月2日。
市選管によると、定数が20に削減された2007年の選挙以降、新人11人の出馬は最多。女性は過去最多の4人が立候補した。
市内全10地区で候補者が立ち、地区別は鯖江が7人で最も多く、立待4人、神明、吉川各3人と続き市街地を中心に激戦が見込まれる。党派別は公明2人、立憲民主、日本維新の会、共産、諸派（地域政党）が各1人、無所属20人。年代は30～80代。
立候補は午前8時半から市役所で受け付け、抽選で届け出順を決めた。手続きを終えた候補者は第一声を上げ、選挙カーで市内を回って支持を訴えた。
鯖江市議会が4月、地方自治法違反（偽証）の疑いで告発する議案を可決した佐々木勝久市長へのスタンスや、市内に新幹線駅が設置されず、特急が来春廃止となる中でのまちづくりなどが争点となりそうだ。
期日前投票所は2カ所に開設される。市役所4階多目的ホールは26日から7月1日までの午前8時半～午後8時、アル・プラザ鯖江2階の会場は29日から7月1日までの午前10時～午後8時。同2日の投票は市内17カ所で行われ、午後9時から市総合体育館で開票される。
6月24日現在の選挙人名簿登録者数は男性2万7379人、女性2万9101人の計5万6480人。
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鯖江市議会議員選挙2023立候補者一覧
堀川 秀樹（ほりかわ・ひでき） 52 無新 漆器業（鯖江消防団北中山分団長）武生工高卒、戸口町
桑原 秀正（くわばら・ひでまさ） 45 無新 パソコン講師、産能短期大通信教育課程卒、大野町
玉邑 哲雄（たまむら・てつお） 74 無現⑧ 無職、自民党県連副会長（市会議長）武生高卒、柳町2
空 美英（そら・よしひで） 69 無現② 電気工事業、倉敷工高卒、糺町
田中 良幸（たなか・よしゆき） 61 無新 自営業（新聞記者、県職員）愛知学院大大学院中退、桜町3
帰山 明朗（かえりやま・あきお） 58 無現④ 整骨院長（市会議長）北信越柔整専門学校卒、本町2
遠藤 隆（えんどう・たかし） 70 公現④ 無職、党鯖江支部長、北陸高卒、舟津町2
小柳 茂臣（おやなぎ・しげおみ） 69 共新 党南越地区委員長、和光大卒、川島町
加藤 優（かとう・まさる） 59 公新 無職、党鯖江支部副支部長、武生高卒、西番町
酒井 友季子（さかい・ゆきこ） 42 諸新 自営業、イベントクリエーター、法政大卒、長泉寺町
木村 愛子（きむら・あいこ） 75 無現⑤ 主婦、市子ども会育成連絡協顧問（市会副議長）武生高卒、北中町
三村 尚司（みむら・しょうじ） 52 無新 建築塗装業（神中町壮年会長）福井高等専修学校卒、神中町3
水津 達夫（すいづ・たつお） 74 無現⑥ 無職、鯖丹ソフトボール協会長（市会議長）鯖江高卒、屋形町
江端 一高（えばた・かずたか） 48 無現① 市水泳協会長、慶応大通信制在学中、東洋大卒、杉本町
砂畑 まみ恵（すなはた・まみえ） 41 無新 発酵食講師、岐阜県立斐太高通信制卒、上河端町
林 太樹（はやし・たいき） 68 無現④ 無職（市連合青年団長、市会副議長）武生商高卒、片山町
土田 光（つちだ・ひかる） 30 維新 行政書士、キャリエールホテル旅行専門学校卒、長泉寺町1
山本 敏雄（やまもと・としお） 74 立現③ 無職（吉川地区区長会長）鯖江高卒、平井町
佐々木 一弥（ささき・かずや） 65 無現③ 市会副議長（中河地区区長会副会長）武生商高卒、下河端町
石川 修（いしかわ・おさむ） 50 無現④ 市会議長、鯖丹ソフトボール協会副会長、福井高専中退、石田上町
西野 有香（にしの・ゆか） 39 無新 自営業、おもちゃ図書館代表、日本理容美容専門学校卒、下氏家町
末本 幸夫（すえもと・ゆきお） 83 無現⑥ 自営業、市ゲートボール協会長（市会議長）中央中卒、水落町4
大門 嘉和（だいもん・よしかず） 71 無現② 無職（新横江地区区長会副会長）福井高専卒、新横江1
林下 豊彦（はやしした・とよひこ） 62 無現① 飲食業、県社会人バスケ連盟広報委員、群馬大卒、丸山町1
東井 忠義（とうい・ただよし） 68 無新 無職、吉川地区社協事務局長（市総務部長）千葉大卒、田村町
福原 敏弘（ふくはら・としひろ） 65 無現③ 市バレーボール協会長、田村町農家組合長、武生工高卒、田村町
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※上から下へ届け出順。敬称略。年齢は投票日現在。公＝公明党、立＝立憲民主党、維＝日本維新の会、共＝共産党、諸＝諸派（地域政党）、無＝無所属。現＝現職、新＝新人。丸数字は当選回数。略歴は職業・役職（過去の経歴）最終学歴、現住所の順。
