ブルージェイズ・菊池 7回1失点の好投で自己最多タイの7勝目

【アスレチックス1-12ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズは先発の菊池雄星が7回101球を投げて被安打2、奪三振8、与四球2、失点1と安定したピッチングを披露。打線も11安打12得点と機能し、投打が噛み合ってアスレチックスに12対1で大勝した。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えたブルージェイズは、好投した菊池が自己最多タイの7勝目(2敗、防御率3.75)をマーク。アスレチックス先発のルイス・メディーナは与四球7と制球に苦しみ、5回4安打4失点(自責点3)で7敗目(1勝)を喫した。

菊池を援護したブルージェイズ打線も見事だった。初回にジョージ・スプリンガーが歴代2位となる通算55本目の先頭打者アーチ(11号ソロ)を放って先制すると、アスレチックスのミスもあり、3回までに4点をリード。6回表にトニー・ケンプの3号ソロで1点を返されたが、直後の6回裏にスプリンガーの犠飛で突き放し、7回裏にサンティアゴ・エスピナルのタイムリー二塁打で2点、8回裏にはボー・ビシェットのタイムリー、キャバン・ビジオの7号3ランなどで一挙5点を追加して試合を決めた。

菊池は最初の3イニングをパーフェクトに抑える最高の立ち上がりを見せ、4回表一死からカルロス・ペレスに初安打となる二塁打を許したものの、連続三振でピンチを脱出。5回表は二死から四球を与えるも無失点に抑え、6回表先頭のケンプに被弾したが、7回表は先頭に四球を与えたあと、後続3人を打ち取って無失点に抑えた。今季は「先発5番手候補」という立場でスプリング・トレーニングを迎えたが、ここまで7勝2敗、防御率3.75と期待以上の活躍。マリナーズ時代の2021年に記録した自己最多の7勝に早くも並んだ。

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