『しつけがしやすい犬種』5選!なぜそう言われているの?理由としつけを成功させるコツとは?

理由は?『しつけがしやすい犬種』5選

犬のしつけは、基本的に飼い主のトレーニング方法や接し方、そしてしつけ環境が大きく影響します。しかし犬種によって、遺伝的に受け継がれている性格や特質があるため、それらが影響すること少なくありません。

ここでは、一般的に「しつけがしやすい」と言われる犬種たちを理由と共に紹介します。これから犬を迎えることを検討している方は、参考にしてくださいね!

1.トイプードル

日本国内で人気犬種ランキング第1位を14連覇中のトイプードルは、見た目の愛らしさや人懐こさ、愛情深さを持つ小型犬です。

しかしプードル犬種は、ボーダーコリーに次いで賢い犬種と言われるほど知能も高いため、しつけの学習スピードが早いことでも人気を誇っています。

飼い主や家族はもちろん、家族以外の人に対しても人懐こい様子を見せる子が多いため、元々無駄吠えや威嚇行為などをする子が少ないことも理由の1つでしょう。

2.キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、穏やかで優しい愛情深い犬種として人気の高い犬種です。全体的にふわふわとした印象のキャバリアは、小さな子どもに対しても温厚に接してくれる子が多いため、お子様がいるご家庭でも人気があります。

飼い主や家族に対する愛情が深く、コミュニケーション能力も高い犬種です。さらに賢さも兼ね備えているため、しつけトレーニングに積極的に取り組んでくれることから、しつけがしやすい犬種として広く知られています。

3.ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは、さまざまな職業で活躍する使役犬としても有名です。人の感情を読み取ったり、その先を考えて行動することにも長けているため、基本的なしつけも比較的早く覚えてくれる子が多くいます。

穏やかで優しく、家族と過ごすことを好む犬種であることから、トレーニングも遊び感覚で行うと、積極的にさまざまなしつけを学習してくれます。

4.ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーも長い間、人気が高い犬種としてランキングに入ることの多い犬種です。少々警戒心の強い一面もありますが、幼少期から人と触れ合うことに慣れさせれば問題ありません。

賢く基本的に穏やかな性格の子が多いこと、さらに元々使役犬として活躍していたという特性を持つため、飼い主の指示に従うことが得意です。そのため、しつけの面でも飼い主の指示に従う傾向が見られ、しつけがしやすい犬種として知られています。

5.シーズー

シーズーは美しい白い毛並みが特徴的な犬種です。愛らしい外見と、穏やかで比較的人懐こい性格を持つ子が多いことから、日本でも昔から人気の高い犬種として知られています。

知能も高く賢い犬種なので基本的にしつけに困ることはなく、早い段階で基本的なしつけを覚えてくれる子が多い印象です。ただし、プライドが高い子が多い犬種でもあるので、しつけの仕方を間違えないように気をつけましょう。

犬のしつけを成功させるコツはあるの?

犬のしつけを成功させるコツは、ずばりメリハリです。良いことをした時はたくさん褒め、時にはご褒美を与えてやる気を引き出します。反対に、悪いことをした時はきちんと叱り、失敗してしまった時は過剰に反応せず、黙々と後片付けをしましょう。

取り組むトレーニングによって、しつけのポイントは違いますが、怒鳴るなど威圧的に叱る方法はあまり望ましくありません。トレーニングに対してネガティブなイメージを抱いてしまうからです。

基本指示動作などのトレーニングは遊びの延長線上で行い、少しずつ慣れさせていくやり方がおすすめです。

一方、トレイトレーニングも失敗した時は叱らず黙々と片付けて消臭したり、無駄吠えに対しては反応しないなど、「これをしても飼い主さんは喜ばない」「かまってもらえなくなる」と犬自身に学習させる方法を積極的に取り入れましょう。

まとめ

いかがでしたか。犬種によってしつけやすいと言われる犬種も多くいますが、最終的には飼い主さんのトレーニング方法や向き合い方、取り組み方が大きな鍵となります。愛犬のペースに合わせて、無理なく確実にしつけを完了させていきましょう。

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