エド・シーラン、カリードが交通事故に巻き込まれたためツアーの前座を自ら務める

現地時間2023年6月24日にエド・シーランが、【マセマティクス・ツアー】の米公演でオープニング・アクトを務める予定だったカリードが交通事故に巻き込まれたと観客に報告し、急遽自身で代役を務めた。

先週末、まだ明るい時間に米メリーランド州ランドーバーのFedExフィールドのステージに姿を現した彼は、「(カリードは)回復している。彼の幸運を祈っている」と述べた。米ビルボードはカリードの代理人に最新情報を求めている。

そして、「曲が終わる度にこれを言うよ、だって僕が今日のオープニング・アクトを務めるってことを知らない人がやってきたら、“このショーは思っていたようなものじゃないな”って感じるだろうからね。“もっと花火が上がると思っていた”って」とジョークを飛ばした。

エドはこの状況を最大限に利用し、最新アルバム『-(サブトラクト)』から、普段スタジアム・ライブのメイン・セットリストではやらないような楽曲をいくつかアコースティック・バージョンで披露した。

このオープニング・セットで彼は、白いTシャツと黒いTシャツという2種類のステージ衣装を着た自分を観客が見ることができるとジョークを飛ばし、「マジで全力を尽くしてるな今夜は」と軽口をたたいた。また、「いつもは演奏が始まると真っ暗だけど、今はみんなを見ることができる。最高だよ」と、普段より早めの開演時間についてもコメントしていた。

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