採用活動が活発化 地元企業100社 合同就職説明会

アフターコロナに向け企業の採用意欲は高まっていると言われています。学生の就職活動が本格化する中、26日、広島の地元企業の合同説明会が開かれました。

広島労働局などが開いた合同就職説明会は、26日と27日の日程で開催され、あわせておよそ100社の地元企業が参加します。

対象は来年3月に卒業予定の大学生などで、求人数は去年の倍近いおよそ1000人だということです。

広島労働局職業安定課 竹元真一情報官
「(コロナ5類移行などで)人の動きが活発になり、採用活動も活発化していると考えている」

一方、学生の申し込みは去年の半分ほどの110人。就職活動は人手不足が影響してか売り手市場の傾向が強いということで、企業のブースでは人事担当者が仕事の魅力などを説明していました。

フレスタホールディングス人事部 相原有矢さん
「募集をかけてもエントリーしてくれる人が減っている。年末年始も忙しい会社なので、皆さんのイメージを刷新できたらいい」

ITエンジニア志望の専門学校生
「決まっている人は決まっている。まだクラスの2割ほど。まだ1社しか説明を受けていないので、ここからどんどん回っていこうかなと」

広島労働局は、秋には外国人留学生のための合同説明会を実施したいとしています。

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