「不祥事を絶対起こさない」体罰や暴言など懲戒処分相次ぎ臨時校長会 年内にガイドライン策定へ=静岡県教委

体罰や暴言など教職員の不祥事が相次いでいることから静岡県教育委員会は6月26日、臨時の校長会を開き問題の根絶を訴えました。

<県教育委員会 池上重弘教育長>

「不祥事を絶対起こさないという強い決意をもって業務に取り組むよう、教育委員会と各学校が一丸となって不祥事根絶を実現しましょう」

臨時の校長会には県立の高校や特別支援学校、市立高校の校長など114人が集まりました。

県内では教職員による体罰や暴言などの不祥事が相次ぎ、県教委は2022年度は14件、2023年度は4件の懲戒処分を下しています。

臨時校長会では県立静岡西高校女子バスケット部の元顧問による暴力や暴言について第三者委員会が公表した調査結果を踏まえた研修も行われました。

県教委では、年内に体罰や不適切な言動に関する新たなガイドラインを策定する方針です。

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