【臨時校長会】相次ぐ教職員の不祥事を根絶へ 4月以降だけで4人が懲戒処分(静岡県)

教職員の不祥事が相次いでいることを受け静岡県教育委員会は、公立高校の校長らを対象に「臨時校長会」を開いた。

静岡県内では4月以降、4人の教職員が懲戒処分を受けるなど不祥事が相次ぎ6月、池上教育長は不祥事根絶に向けた新たな取り組みを発表した。

その中で「不祥事を他人事にしない取り組み」や「体罰や不適切な言動の根絶」「怒りや苛立ちなど感情をコントロールするための研修を実施する」方針などを明らかにした。

これを受け静岡県教育委員会は26日、公立高校の校長らを対象に「臨時校長会」を開いた。

(静岡県教育委員会 池上重弘教育長)

「言葉による不適切な言動は人権感覚の欠如が招く。体罰と合わせ重点的な対策を進めていく必要がある」

今後、県教委は「体罰や不適切な言動に焦点をあてたガイドライン」を策定し、2024年3月までに教職員や保護者などに周知するためのリーフレットを作成するという。

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