HKTB、航空業は依然として人手不足

香港は正式に正常化して4カ月余りが過ぎ、5月には新型コロナ禍前の56%に当たる約283万人が来港した。6月24日の香港メディアによると、香港政府観光局(HKTB)の程鼎一・総幹事は同日、テレビ番組に出演した際に「香港が全面的に出入境を再開してから4カ月余りの来港者数には満足している」と述べ、2月から現在までの旅客による平均消費額は新型コロナ禍前と大きな変化はなく、平均滞在期間は3.2日から3.5日に増えたことを挙げた。下半期にはビクトリア湾カーニバルなど多くのイベントが控えているが、ホテル、飲食、航空業の人手は依然として不足しており、政府の域外労働者導入計画に歓迎を表明した。各業界で労働力が十分なければ旅客により良い体験を提供できず、さらに航空輸送力がボトルネックとなっていることから航空券が高くなっているとの見方を示した。

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