先日マンチェスター・シティからイルカイ・ギュンドアンを獲得することに成功したバルセロナ。来季に向けての補強が進められている。
ただ最終ラインからはジェラール・ピケとジョルディ・アルバが抜け、アンカーのセルヒオ・ブスケツが抜け、更に前線からも大量の放出があると言われる状況。新たに補強を行う必要は大きい。
今回は『khelnow』から「バルセロナが今夏獲得すべきターゲットの5名」という記事をご紹介する。
フアン・フォイス
クラブ:ビジャレアル
ポジション:DF
市場価値:2500万ユーロ(およそ38.95億円)
フアン・フォイスはアルゼンチン出身のディフェンダーであり、現在ビジャレアルでプレーしている。右サイドバックとセンターバックの両方をこなせる才能を持っており、リーガもイングランド・プレミアリーグの経験もある。
バルセロナは彼に限らず最終ラインを強化しなければならない。今季でジョルディ・アルバとジェラール・ピケを失い、決して層は厚くない状態だ。クンデをうまく使うためにもセンターバックと右サイドバックをこなせるフォイスは有用な存在になるはずだ。
ダニ・オルモ
クラブ:RBライプツィヒ
ポジション:ウインガー
市場価値:4000万ユーロ(およそ62.31億円)
チャビ・エルナンデス監督やスタッフはダニ・オルモのことを高く評価している。かつてバルセロナのユースで育った彼はクロアチアで成長し、そしてドイツで大ブレイクしており、間違いなくカンプ・ノウでも活躍できるクオリティがある。
ただ残念ながらバルセロナは財政的な問題があるため、彼のような世界トップクラスの評価を受けている選手を獲得できる可能性は高くはない。RBライプツィヒは決してそのような選手を安く売るようなクラブではないからだ。逆に、移籍金さえ出せば売ってくれるクラブでもあるが…。
ベルナルド・シウヴァ
クラブ:マンチェスター・シティ
ポジション:攻撃的MF
市場価値:8000万ユーロ(およそ124.62億円)
マンチェスター・シティで傑出したパフォーマンスを見せている選手の1人であり、プレミアリーグ、FAカップ、そしてチャンピオンズリーグの三冠獲得に貢献した。
昨年からマンチェスター・シティを退団する意志を持っていると伝えられており、バルセロナも加入先の候補だとされているが、サウジアラビアからの経済的に強力なオファーも舞い込んでいるという。
エメリク・ラポルト
クラブ:マンチェスター・シティ
ポジション:DF
市場価値:2500万ユーロ(およそ38.95億円)
フランス代表から何年もの間無視された結果スペインに鞍替えした左利きのセンターバック。後方からのビルドアップにも長けた大型選手であるが、今マンチェスター・シティではルベン・ディアス、ジョン・ストーンズに次ぐ3番手である。
今季はなんとプレミアリーグでは12試合しか起用されておらず、状況としては納得行くものにはなっていないはずだ。ジョルディ・アルバが退団したバルセロナとしては、左サイドバックとしても使える彼は貴重なはずだが…。
ユスファ・ムココ
クラブ:ボルシア・ドルトムント
ポジション:FW
市場価値:3000万ユーロ(およそ46.73億円)
ムココは今世界でトップクラスの若手とみなされている。今季ブンデスリーガで26試合に出場して7ゴール4アシストを記録した。もちろんドルトムントは彼の放出に前向きではないが、フェラン・トーレスやウスマヌ・デンベレなどが退団の可能性が囁かれる中で前線に刺激を与えられる。
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バルセロナは彼を狙っていることがメディアで伝えられているが、それほどコストはかけられないという。もちろん獲得できるのであれば非常に重要な補強になるはずだが…。