【フィリピン】アヤラランド、複合開発に100億ペソ追加[建設]

フィリピンの不動産開発大手アヤラ・ランド(ALI)は、マニラ首都圏北方パンパンガ州ポラックにある複合開発地区に今後3~5年で100億ペソ(約257億円)を追加投資する。不動産の売れ行きが好調なため、さらなる需要を取り込む。地元紙の報道を認める形で26日発表した。

地場同業レオニオ・ランドと合弁で手がける同地区「アルビエラ」への追加投資で300ヘクタールの用地を開発し、住宅や商業区画を拡大する。100億ペソのうち20億ペソは最近開業した中心街の商業地区「Aブロック」開発に充てる。

アヤラ・ランドはアルビエラの開発を約10年前から始め、累計1,000億ペソを投資している。面積約1,700ヘクタールの土地のうち430ヘクタールを使用し、5,000戸以上の住宅などを建設した。全体の8割を完売している。面積64ヘクタールの産業区画には3社が入居し、さらに10社の操業を見込んでいる。

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