長崎市 副市長に柴原氏起用へ もう1人は総務省の官僚見通し

 長崎市の鈴木史朗市長が、7月に任期満了を迎える副市長2人の後任の1人として、市代表監査委員の柴原慎一氏を起用する方針を固めたことが26日、複数の関係者への取材で分かった。もう1人は総務省の官僚を充てる見通しで、人事案は27日の市議会世話人会に報告する予定。
 柴原氏は市職員として中央総合事務所長や企画財政部政策監、国際課長などを歴任。総務部長だった昨年3月に退職後、監査委員に選任されていた。
 現副市長は市職員出身の武田敏明氏と、国土交通省出身の髙宮茂隆氏で、いずれも2019年7月に着任し、任期は4年間となっている。

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