韓国で高まる日本のビール熱 サッポロビールが韓国・弘大で期間限定ポップアップストア

日本旅行に行った韓国人が「日本のビールはおいしい」とよく口にするそうで、一部では日本に行ったらやりたいことの一つに「日本のビールが飲みたい」というものがあるそうだ。

そんな中、サッポロビールが、韓国の弘大(ホンデ)に期間限定のポップアップストアをオープンしたと、韓国メディアのヘラルド経済が報じた。24日にオープンした「サッポロビール」国内初のポップアップストアでは、客の好みに合わせて2種類の味から選べるのが特徴だという。

店内に入ると、伝統的な1回注ぎ方式の「ザ・ファースト・スター」と2回注ぐ「パーフェクト・バランス」が味わえるように、2つのビールタワーが来場者を出迎える。

1階では1万3000ウォン(約1300円)を支払うと、おつまみ1種とサッポロビール2杯が味わえる。また、ビール缶に好きな言葉が刻印できる「シルバーカップ刻印サービス」も。さらにグッズスペースや写真撮影ができる「体験スペース」が用意されている。2階は、串焼きをはじめさまざまなおつまみがテーブルで楽しめる居酒屋スペースだ。

サッポロビール関係者は「ビールは店舗によって、同じ種類でも差が出ることがあるのですが、われわれは日本現地でのビアマスター教育と独自の管理により、いつでも最高のビールが提供できます」と自信を見せた。

この日、友人とともに訪れた20代会社員は「サッポロビールを生まれて初めて飲みました。泡が細かいパーフェクトバランスの喉越しが良くて、ビール好きの私には良い経験でした」と話す。また、事前予約をして来場した40代の会社員は「粗いビールと、クリーミーなビールを同時に味わうことができてよかったです」と伝えた。

「サッポロ ザ・ファースト・バー」ポップアップストアは7月23日まで運営され、雨の日には、札幌往復航空券などの景品が当たる雨の日イベントを実施する予定だという。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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