京都市・京都水族館の人気エリアの一つ、クラゲワンダーには約30種5000匹のクラゲが展示されている。中でも人気なのがキャノンボールジェリーフィッシュだ。水槽の中では、約7、8センチのキャノンボールジェリーフィッシュが泳いでいる。
〝キャノンボール〟の名の通り、弾丸のような姿で、クラゲにしては動きも速い。担当の伊藤美空(みく)さんは「丸めのフォルムで、よく動きますので、来場者から人気がありますね」と語る。思わぬ〝正面衝突〟もあるそうで「普段、漂っているだけなんですけど、たまに、2匹同士がずっとぶつかっているんですよね」とお互いに譲らない姿を不思議がっていた。
また、360度パノラマ水槽「GURURI」には多くのミズクラゲが浮遊している。真ん中に立って眺めていると、まるで〝異空間〟にいるような錯覚に陥ってしまう。浮遊しているミズクラゲを1匹ずつ見ていても飽きることはない。
伊藤さんのお気に入りは全長が1センチあるかないかの小さなジュズクラゲ。真ん中の生殖部分の〝数珠〟が成長するごとに増えていくそうだ。「小さなクラゲを展示しているのも見どころのひとつ」とアピールした。
他にもいろいろな種類のクラゲがわんさか。あなたの好きなタイプがいるはずです!
(よろず~ニュース・中江 寿)