「昼寝」が脳の健康に効果か 加齢による脳の萎縮を遅くする可能性 英国で調査

昼寝をすることが、脳の健康に良いことが改めて分かってきた。日中に睡眠を取ることが、加齢で脳が委縮する速度を遅くするという。

今回の研究で、定期的に昼寝をする人と、そうでない人の脳体積を比較したところ、2.6から6.5歳分の差がある結果となった。

この研究を指導したユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのヴィクトリア・ガーフィールド博士はこう話す。「今回の研究結果は、短い昼寝が、年齢を重ねる中で、脳の健康を保つカギとなる可能性があることを示唆しています」「短い昼寝の健康への効果がこのような研究により明らかにされたことで、未だ昼寝に付きまとう汚名が減ることを期待しています」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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