米個性派俳優、『スター・ウォーズ』出演を断っていた「頭を使わないエンタメ」と判断

俳優マイケル・シャノン(48)は、「シリーズから出られなくなる」のを恐れて「スター・ウォーズ」作品への出演を断ったことを明かした。映画『ザ・フラッシュ』が公開中のマイケルは、2016年に「スター・ウォーズ」作品の役をオファーされたものの、「頭を使わないエンターテイメント」だと考え、それを退けたそうだ。

マイケルはエンパイア誌にこう話している。「僕はいつも、ああいう巨大映画には少し慎重なんだ。なぜなら、時間がかかるし、あまり刺激的な仕事だとも思わないから」「シリーズから出られなくなるのは御免だ。あれらは興味深いとは思わないし、永続させたくもない。僕が何かを作る場合、ある種の目的が必要なんだ。頭を使わないエンターテイメントは作りたくないよ」「世界は頭を使わないエンターテイメントをこれ以上必要としていない。それに溢れているからね」

映画シリーズを好まないというマイケルだが、『ザ・フラッシュ』では『マン・オブ・スティール』で演じたゾッド将軍役を続投。しかしキャラクター描写への不満を以前こう漏らしていた。

「そうだね。嘘はつかないよ。俳優として満足行くものではなかった。マルチバース映画は、誰かがアクションフィギュアで遊んでいるようなものだ」「『ここにこの人がいて、ここにあの人がいる。そして2人は闘っているんだ!』って感じでね。『マン・オブ・スティール』では、キャラクターを深く考察した状況だと本当に感じたんだけど、今回はそうとは言えないものだった」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社