バジャドリーがカナダ代表FWラリンの買取OP行使! 今冬加入で8G3Aの圧巻の活躍

[写真:Getty Images]

レアル・バジャドリーは26日、クラブ・ブルージュからレンタル中のカナダ代表FWサイル・ラリン(28)の買い取りオプション行使を発表した。ラリンはバジャドリーと2025年6月30日までの2年契約にサインしている。

ラリンは今冬の移籍市場で買い取りオプション付きの半年間のレンタルで加入。ラ・リーガデビューから2試合連続ゴールを挙げるなど、すぐさま新天地に順応。クラブが熾烈な残留争いを強いられた中、19試合出場で8ゴール3アシストとエースとして存在感を放った。

しかし、クラブは最終節までもつれ込んだ残留争いにおいて18位フィニッシュとなり、1年でのセグンダ降格となった。バジャドリーが完全移籍から転売に踏み切る可能性も十分にあるが、現状では1年でのプリメーラ復帰に向けて戦うことになる。

2014年に母国カナダのシグマFCでプロデビューしたラリンは、MLSのオーランド・シティでのプレーを経て、2018年の冬にベシクタシュへ完全移籍し、欧州初挑戦。加入当初はベシクタシュで出場機会に恵まれず、2019-20シーズンはズルテ・ワレヘムへ武者修行に。

ベシクタシュ復帰後は主力に定着し、2シーズンで公式戦87試合に出場し31ゴールを記録すると、昨夏にベルギー王者のクラブ・ブルージュへ完全移籍。しかし、今季はここまで公式戦13試合の出場に留まっていた。

また、カナダとジャマイカの二重国籍を有していたが、生まれ故郷のカナダ代表でのプレーを選択し、ここまで60試合28ゴールを記録。昨年のカタール・ワールドカップでもグループステージ全試合に出場していた。

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