国の持続化給付金などをだまし取ったとして詐欺の罪に問われた弁護士の男に実刑判決です。
弁護士の被告の男（４８）は会社役員の男と共謀し、うその申請をして国の新型コロナ対策の持続化給付金などあわせて約２０００万円をだまし取った罪に問われています。
２７日の裁判で広島地裁は「あえて簡易・迅速に経済給付を行っていた制度を悪用した社会的に厳しく非難されるべき事案である」と指摘。そのうえで被告の男については「本件犯行を立案した首謀者であり、弁護士という高い規範意識を持つことが強く期待される立場にありながら犯行を繰り返し厳しい非難を免れない」などとして懲役３年６月の判決を言い渡しました。
