猫が譲れない『マイルール』4つ!邪魔してしまうとどうなるの?

1.毎日同じ行動をする

猫を観察していると、毎日同じような行動をしていることに気づきませんか。気ままに過ごしているように見える猫ですが、体内時計が発達しており、意外と規則正しい生活をしているのです。

一日を通して見ると、パトロールの時間、昼寝の時間などが大体決まっていますね。ごはんの時間なども毎日同じにしてあげるといいでしょう。飼い主が規則正しい生活をすることで猫も安心できるのです。

そのため、飼い主の生活スタイルが変わると、ルーティンが崩され、猫がストレスを抱えてしまうことがあります。スキンシップや遊びの時間も猫にとってはマイルールで決まっていることでしょう。

毎日少しずつでもいいので、猫のマイルールに則って時間を作ってあげて下さいね。

2.他の猫には甘えているところを見せない

多頭飼いの猫でよく見られるのですが、他の猫の前では飼い主に甘えないというマイルールがある猫がいます。飼い主が大好きで甘えん坊、飼い主にスリスリしてばかりいる猫でも、他の猫がいる前では知らんふり。甘えている姿を見せないのです。

甘えているところを見られるのは恥ずかしいのか、プライドがあるのか、不思議な猫のマイルールです。見られたくないのに飼い主に撫でられていると、気を悪くしてしまうかもしれません。飼い主の方も空気を読んであげないといけませんね。

3.一緒に寝る人間は自分で選ぶ

猫と一緒に寝たい、と思ってベッドにつれて行っても、猫が気分でなければ逃げられてしまいます。猫が自分で「今日はこの人と寝る」と決めた人でなければ、一緒に寝てくれないでしょう。

では、どのような人が猫に選ばれるのかというと、やはり安心できる人です。

寝ている時は、無防備になります。猫は危険かもしれない場所で寝ることはありません。寝相が悪い人やいびきがうるさい人は、猫から敬遠される傾向にあります。

4.カリカリは1粒残す

食欲もあってよく食べているのに、猫のご飯がなぜか1粒~数粒だけ残っているということはありませんか?

実はこの行動、多くの猫のマイルールになっているようです。ではなぜ猫はカリカリを全部食べないで、少しだけ残してしまうのでしょうか。

ごはんの量が多いからということも考えられますが、猫の習性が関係していることもあります。

野生では、毎回狩りがうまくいくとは限りません。食事にありつけないこともあるのです。そのような時のために、少しだけ残しておくのだと言われています。

猫は、後で食べようと思っているかもしれませんが、時間が経つと雑菌が繁殖する恐れがあるため、放置したり、継ぎ足したりするのはやめましょう。

まとめ

規則正しい生活を好む猫にとって、マイルールを邪魔されることは大きなストレスになります。

猫のこだわりを理解し、できるだけそっとしておいてあげましょう。

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