広島高速5号線「二葉山トンネル」掘削工事 29日から半年ぶりに再開

中断していた広島高速5号線・二葉山トンネル工事について、広島高速道路公社は29日から掘削工事を再開することを明らかにしました。

広島高速5号線の二葉山トンネル工事では去年12月、地表面の隆起が掘削工事を中断する基準の2.4ミリを0.1ミリ超えたため、中断しています。

高速道路公社は今月中旬、「地盤沈下を防ぐために掘削機で圧力を上げて掘り進めたことなどが隆起した原因だ」として、圧力を下げて掘り進め隆起を抑えるといった対策を有識者委員会に報告しました。

そして、県と広島市、高速道路公社で協議した結果、今後の対策として決定したとしています。

また、25・26日、住民説明会を開いたほか、今後は説明会の資料を全戸に配布して、不明な点があれば「現場ステーション」で随時、対応するとしています。

高速道路公社は、「住民の安全確保を第一に慎重に工事を進めてまいりたい」とコメントしています。

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