NY株反発、212ドル高 7日ぶり、景気懸念和らぐ

 【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比212.03ドル高の3万3926.74ドルで取引を終えた。この日発表された米経済指標が堅調だったことで景気後退への懸念が和らぎ、買い注文が優勢となった。

 全米産業審議会が公表した6月の消費者信頼感指数が1年5カ月ぶりの高水準となり、5月の新築住宅販売戸数も市場予想を上回った。前日までの下落で割安感が出た銘柄を物色する動きも相場を押し上げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、219.89ポイント高の1万3555.67。

 個別銘柄では、インテルやホーム・デポの上昇が目立った。

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