フランプードルの原材料は？代用してカスタードクリームを作ってみた

使えば納得！フランプードル

カスタードクリームを作るときに使う「フランプードル」という製品。 名前を聞いたことはあるけれども、使ったことはないという方が多いのでは？ 薄力粉やコーンスターチではなく、フランプードルを使ってカスタードクリームを作ると、出来上がりはどう変わるのでしょう。 今回は、フランプードルとはどのようなものなのかを詳しく解説！薄力粉やコーンスターチで作ったカスタードクリームとの違いを検証します。

フランプードル(カスタードパウダー)とは

フランプードルとは、カスタードクリームを作るとき、薄力粉の一部もしくは全量を置き換えて使うアイテム。 原材料は、

見た目はコーンスターチなどとほぼ変わらない粉末。甘い香りがしますが、砂糖は入っていないので甘さはありません。

※「カスタードパウダー」と呼ばれるものには、水を加えて混ぜるだけで加熱せずにカスタードクリームが作れるものや、配合が違うものなど種類がいくつかあります。ご購入の際にはご注意ください。

フランプードルで得られる3つの効果

フランプードルを使ってカスタードクリームを作ると、どのような効果があるのでしょうか。

効果1.仕上がりが安定する

カスタードクリームは、だれてしまったりグルテンが出過ぎてベタついてしまったりといった残念な仕上がりになることがあります。 フランプードルを使えば、弾力を保ったカスタードクリームを安定して作ることができます。

効果2.風味が良くなる

バニラビーンズなどを加えなくても、風味良く仕上がります。

効果3.色が鮮やかになる

着色料の効果で、鮮やかな黄色いカスタードクリームになります。

出来上がりに差はある？カスタードクリームを作って検証してみた

薄力粉・コーンスターチ・フランプードルの3種類でそれぞれカスタードクリームを作り、比較してみました。 比較のため、分量・作り方は全て同じです。材料

火の入り具合

冷やした後の状態

ハンドミキサーでほぐした状態

星口金を使って絞り出してみるとよくわかります。

色や風味

まとめ

フランプードルを使ったカスタードクリームはダレにくく形を保てるため、生クリームと合わせるクレームディプロマットを作るときにもおすすめです。 作りたいカスタードクリームの味ややわらかさによって、薄力粉・コーンスターチ・フランプードルを使い分けると◎ フランプードルの良いところと薄力粉の良いところを合わせて、1：1の割り合いで使うレシピもあります。

卵なしでカスタードクリームを作ってみた

フランプードルを使って、卵なしでカスタードクリームが作れるのか試してみました。 材料は牛乳・砂糖・フランプードルのみ。 卵黄が入らないのでレモン色のような明るい黄色。卵黄がなくてもちゃんとカスタードクリームの味がします(ちょっとあっさりめ)。

卵を使わずにカスタードクリームが作れるのは、いざというとき便利かもしれませんね。

余ったフランプードルの使い道

カスタードクリームを作るのに使ったフランプードルが余ってしまうと困りますよね。 そこで他のものにも使えないか考えてみました！ フランプードルは原料が「トウモロコシ澱粉」なので、コーンスターチの代わりに使うことができます。 レシピの材料にあるコーンスターチをフランプードルに置き換えると、コーンスターチと同じように生地を軽くするという効果に加え、カスタード風の甘い香りもプラスされます。

おすすめの使い方1.スノーボール

フランプードルを入れることで軽い食感でサクサクのスノーボールに。バニラビーンズなどを加えなくても甘い香りが漂います。材料例(20個分)

おすすめの使い方2.パンケーキ

フランプードルを入れることで軽い仕上がりのパンケーキに。フランプードルの甘い香りはそれほど強くないので、コーンスターチ代わりに使っても気になりません。材料例

用途にあわせて使いこなそう！

カスタードクリームを使ったお菓子やパンはたくさんあるため、種類によって好みの味やかたさのカスタードクリームが作れるとうれしいですよね。 絞ったりサンドしたり、しっかりと形を保ちたいときには、ぜひフランプードルを活用してみてください。

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