「作州のうまいもん」売り込め 干し肉やそずり、ビールなど 地元信金が東京でフェア/東京・墨田区

岡山県津山市の津山信用金庫は21日までの1週間、東京都墨田区の百貨店「丸井錦糸町店」で「作州地域うまいものフェア」を開き、津山市など県北の地域産品をPR販売した。

信金中央金庫と日本財団による「わがまち基金」の助成金を活用した取り組みで、作州地域の事業者が手掛けた加工食品など約50種の商品を1階フロア特設コーナーに出展し、職員ら15人が参加した。

牛干し肉や津山黒豚のソーセージ、「津山榕菴(ようあん)珈琲」、ジャージー乳のジェラート、津山銘菓、地域商社・曲辰が商品化したそずり肉スープカレー、牛肉料理に合う日本酒やクラフトビールなども人気を集めた。1週間で計約70万円を売り上げ、期間中に大半の商品が完売となった。

津山信金事業所応援部では「予想以上の盛況ぶりで、それぞれ試食した人の反応も上々だった。一方で約220人に実施したアンケートでは、作州地域の知名度がまだ低いことが分かり、今後も首都圏や大阪などに売り込んでいきたい」としている。

© 津山朝日新聞社