ケシャ、ドクター・ルークとの法廷闘争に決着しファンに感謝

現地時間2023年6月27日、ケシャがドクター・ルークとの9年にわたる訴訟に決着をつけた数日後にインスタグラムを更新し、ファンからのサポートに感謝した。

彼女は、ハートの形にして手を上げているファンがいる会場でパフォーマンスを披露している自身の写真を投稿し、「皆さんからのサポートと愛に恐縮し、圧倒されています。皆さんはこの9年間、私を支え、運んでくれました。これから始まる美しいこと、演奏するショー、そして皆さんと分かち合うために作る芸術への光と興奮でいっぱいです」と添えた。

米ニューヨークの裁判所が、ドクター・ルークが長年の裁判に勝つことが難しくなるような重要な判決を下したわずか1週間後、ケシャとドクター・ルークは、裁判が始まる予定の前に、激しい法廷闘争に決着をつけた。ドクター・ルークは、2005年のパーティーのあとにケシャが彼に薬物を飲まされレイプされたという“虚偽でショッキングな”申し立てを2014年にしたことで、名誉を毀損されたと主張していた。

SNSで公開された共同プレス・リリースで、二人はそれぞれの声明を発表し、ケシャは“あの夜何が起こったかは神のみぞ知る”と綴り、「いつも言っていますように、起こったことの全てを詳しく話すことはできません。私は人生のこの章を閉じ、新しい章を始めることを楽しみにしています。関係者全員の平安を祈るばかりです」と彼女は書いている。

ドクター・ルークは自身の声明で、2005年のあの夜に“何も起こらなかったと絶対に確信している”と付け加え、「私は彼女に薬を盛ったり、暴行を加えたりしたことはありませんし、誰に対してもそんなことはしません。家族のために私は自分の汚名を晴らすべく10年近く精力的に闘ってきました。この難しい問題を過去のものとし、自分の人生を歩む時が来ました。ケシャの幸せを祈っています」と綴っている。

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