JR社員研修の疑似体験ツアー 福島、ふるさと納税の返礼品

「JR東日本総合研修センター」で車掌の基本動作が体験できる実習車両=福島県白河市(同社東北本部提供)

 JR東日本東北本部と福島県白河市はこのたび、「JR東日本総合研修センター」(同市)で同社の社員研修を疑似体験できるツアーを企画した。設備点検時に使う軌道自転車「レールスター」の運転などができる。同市のふるさと納税の返礼品(寄付金額6万円)として29日から7月27日まで先着10人限定で参加者を募集。中学生以上が対象で、開催日は8月5日だ。

 ツアーでは、実際の研修生同様に入所手続きから始まる。講義では、模型で信号の切り替わりを学んだりする。実習用車両で発車から到着までの車掌の基本動作も体験できる。

 参加者は同社の制服を着た特注の白河だるまがもらえる。

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