ピンク、パフォーマンス中のステージに遺灰が投げ込まれる

現地時間2023年6月25日に英ロンドンのBSTハイド・パークで開催されたピンクのコンサートで、パフォーマンスの最中に遺灰がステージに投げ込まれるというハプニングがあった。

ピンクがステージで「Just Like a Pill」を披露している最中に、観客の誰かが灰色の粉が入ったビニール袋を投げ入れ、彼女を唖然とさせた。驚きを隠せない様子のピンクは、パフォーマンスを一時中断し、おそらく既にわかっていたが信じたくなかったことをそのファンに確認した。 袋の中身は人間の遺灰だった。

別の観客がその瞬間を捉えた動画でピンクは、「これ、あなたのお母さん?」とその人物に驚いた顔で尋ね、「これに関してどう感じてるのか自分でもよくわからないな」と呟いている。彼女はその袋をステージの端にあるスピーカーの後ろに慎重に置き、少し呆然とした様子だったが、気まずい瞬間にはそれ以上触れずに曲に戻った。

このパフォーマンスは、先週末にハイド・パークでの2日間のライブの一環として行われたもので、グウェン・ステファニーも出演した。今月初めに彼女は、2月にリリースしたアルバム『トラストフォール』を携えた2023~2024年の【サマー・カーニバル・ツアー】を開始し、ゲイル、ブランディ・カーライル、ザ・スクリプトなどがサポート・アクトとして参加する。

ピンクのもう一人の非公式なサポートアクトは、夫キャリー・ハートとの娘、12歳のウィローだ。先日英ボルトンで行われた公演では、ウィローがサプライズでステージに登場し、新型コロナが大流行する中、前向きな気持ちを広めるために母娘が2021年に発表した「Cover Me in Sunshine」のパフォーマンスをアシストした。

楽曲発表当時ピンクは声明で、「ウィローと私は音楽に安らぎを見出すので、この曲が皆さんにも美しさと日の光と安らぎをもたらしてほしいというだけの理由でリリースします」と綴っていた。

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