【熱海土石流】“盛り土”撤去した土砂を搬出 費用11億円は前の土地所有者に請求へ(静岡県)

静岡・熱海市で起きた土石流災害をめぐり、静岡県は行政代執行で盛り土に残った土砂の撤去を進めています。6月28日、撤去した土砂を県外に搬出する作業が報道陣に公開されました。

2021年7月、熱海市で起きた土石流災害をめぐっては、県が行政代執行で崩落した盛り土に残った土砂、約2万立方メートルの撤去を進めています。撤去された土砂が保管されている熱海港では、28日、土砂を処理する千葉県の施設に向けて搬出作業が行われました。県は年内に土砂の搬出を終えることを目指しています。一方、盛り土に残った土砂の撤去は、7月初旬までに完了する見込みで、行政代執行にかかった11億円は、前の土地所有者に請求するということです。

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