警察は6月28日、2年前に千葉県八街市で事故を起こした男が、事故の前に酒を飲んでいた高速道路のパーキングエリアで飲酒検問を行いました。
幕張パーキングエリアでは28日、高速道路交通警察隊などあわせて40人が200台以上の車を対象に飲酒検問を行いました。
この検問は、飲食店への罰則規定などを設けた県の飲酒運転根絶条例の一部改正が施行されることにあわせて行われたものです。
このパーキングエリアは、2年前に八街で事故を起こした男が昼食をとりながら酒を飲んでいた場所で、警察は出口に来た車をすべて停止させ、ドライバーの呼気にアルコールが含まれていないかを確認しました。
警察によりますと、飲酒運転の疑いのあるドライバーはいませんでしたが、警察は「見せる取締り」を行うことで飲酒運転の根絶を周知したいとしています。
高速道路交通警察隊 田村利博 中隊長
「飲酒運転は悪質な違反で大きな事故に発展する恐れがある、これを機に飲酒運転の根絶を目指したい」