コーディのレスター加入が目前に? 新指揮官マレスカが獲得を熱望

[写真:Getty Images]

ウォルバーハンプトンのイングランド代表DFコナー・コーディ(30)は、レスター・シティ加入に近づいているようだ。

慢性的な債務を負い、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する恐れがあっるウォルバーハンプトンは、今夏の移籍市場でポルトガル代表MFルベン・ネヴェスをサウジアラビアのアル・ヒラルに売却。今後も複数の選手売却に向けて動くと見られている。

そんな中で、イギリス『ミラー』によると、レスターがコーディの獲得に近づいているとのことだ。すでに交渉は大詰めを迎えており、今週末には正式発表に至る可能性があるという。

今季のプレミアリーグを18位で終え、まさかの降格となったレスターは、マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めていたエンツォ・マレスカ氏を指揮官に招へい。新監督は統率力のあるセンターバックを求めており、コーディ獲得を熱望している。クラブもまた、イングランド代表DFを獲得することにより、1年でプレミアリーグ復帰を目指す姿をアピールしたい模様だ。

コーディは2015年夏にウォルバーハンプトンへ加入すると、今季はエバートンにレンタルで加入。公式戦25試合に出場したが、クラブは完全移籍に動かず今夏に復帰が決定した。

なお、ウォルバーハンプトンはコーディ以外に、元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)が契約満了による退団に近づくほか、アイルランド代表DFネイサン・コリンズ(22)、イングランド人DFマキシミリアン・キルマン(26)にも引き抜きの噂があり、主力の大量流出の危機に直面している。

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