ホテルニューアワジ、彦根の新ホテルは8月オープン 湖面に映る夕日楽しめる大浴場、グランピングゾーンも

「ビワフロント彦根」の外観イメージ(ホテルニューアワジグループ提供)

 ホテルニューアワジ(兵庫県洲本市)は、滋賀県彦根市で、グループ17館目となるホテルを8月20日に開業する。「蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE(ビワフロント彦根)」で、同県へは初進出となる。琵琶湖に面した立地を生かし、大浴場や露天風呂付き客室からは、湖面に映る夕日が楽しめるほか、屋外エリアには愛犬と一緒に泊まれるグランピングゾーンを設ける。

 1981年に開業した彦根プリンスホテル(2008年から彦根ビューホテル)を取得し改装した。総事業費は約30億円を予定する。

 旧ホテルの102室を50室に減らして客室を拡張。10階建ての本館は50平方メートルから、露天風呂付きの125平方メートルまで6タイプ38室をそろえる。最上階には展望ラウンジを設ける。露天風呂付き客室や大浴場は、今回の開業に合わせ敷地内で掘削した温泉を引き込んでいる。グランピングゾーンは独立した戸建てタイプの12室。うち6室が温泉露天風呂付きで、9室が犬と泊まれる。

 宿泊料金は1人2万4200円から(2人1室1泊2食の場合、消費税・サービス料込み)。

 ニューアワジグループは香川、京都など兵庫県外にも事業を広げており、24年も京都で新たに高級ホテル開業を計画している。(広岡磨璃)

© 株式会社神戸新聞社