自民党広島県連「しぶしぶ了承」 次期衆院選 3区は公明・斉藤鉄夫氏を応援

連立を組む自民党と公明党の衆議院広島3区の候補者調整について、次の衆議院選挙で 斉藤鉄夫 国土交通大臣を応援していくことが、自民党県連の役員会で了承されました。

自民党県連 中本隆志 会長代理
「あくまでも 石橋林太郎 氏を3区の支部長にしてもらうのが筋だが、今回については渋々、了承したというか、聞いた、という話になると思う。みなさんもわたしと同じ思いであるということを確認した」

衆議院・広島3区をめぐっては、両党で協議が整う前に公明党が斉藤国土交通大臣の擁立を決め、地元の自民党からは不満の声が上がっていました。

自民党県連は、比例区選出で3区を地盤とする 石橋林太郎 衆院議員を3区の支部長とするよう党本部に要求。

先週、茂木幹事長と森山選対委員長に面会した中本会長代理は、「次の衆議院選挙後には石橋氏を支部長にする確約が取れた」と明らかにしていました。

28日の県連の役員会では、次の衆議院選挙で斉藤国交大臣を県連として応援していくことが了承されたということです。

自民党県連 中本隆志 会長代理
「まだ正式に党本部から斉藤さんを推薦したということがないので、もし推薦をするとしたら、われわれは渋々、仕方なくそのようにするということなので」

広島3区からは、日本維新の会の 瀬木寛親 氏も立候補を予定しています。

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