昨年度も28人の患者…愛媛県に「細菌性食中毒注意報」発令 細菌をつけない、増やさない、やっつける

愛媛県は、2日間の最高気温の平均が30℃以上、湿度の平均が75%以上となったことから、細菌性食中毒が発生しやすい高温多湿の気象条件になったとして「細菌性食中毒注意報」を28日に発令しました。

発令期間は7月7日までの10日間です。

県は食中毒の予防として、次のポイントを挙げています。

●細菌をつけない
・調理や食事前、用便後は手をよく洗う
・台所は整理整頓し、常に清潔にしておく
・まな板や布巾などは十分に洗浄、消毒する
・ハエ、ゴキブリなどの衛生害虫は定期的に駆除する
・魚介類などは真水で洗い、専用まな板で調理する

●細菌を増やさない
・調理は手早く行い、調理後なるべく早く食べる
・生鮮食品や調理後の食品は10℃以下/刺身などは4℃以下/冷凍食品は-15℃以下で保存する

●細菌をやっつける
・加熱して食べる場合は中心まで十分火を通す

愛媛県内では、昨年度2件の細菌性食中毒が発生し、合わせて28人の患者が確認されています。

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