<レスリング>【2023年明治杯全日本選抜選手権・特集】UWWホームページのクマール・ビネイ記者(インド)が取材

 

 世界中から動向が注目されている日本のレスリング。世界選手権代表をかけた闘いである2023年明治杯全日本選抜選手権に、世界レスリング連盟(UWW)の記者が来日。熱戦を連日、UWWホームページにアップした。

 来日したのは、インド・ニューデリー在住のクマール・ビネイ記者。レスリングの経験はないそうだが、闘いに魅せられて10年ほど前からレスリング記事執筆をスタート。世界を席巻する日本のレスリングに関心があり、日本が参加した国際大会では、たびたび日本選手を取材。女子68kg級を制した森川美和選手(ALSOK)ら顔見知りの選手も少なくない。同選手が優勝したあとは、金メダルとともに2ショット撮影。日本のレスリングを満喫した。

 日本の大会を一度見たかったそうで、昨年末、日本在住でUWWホームページに執筆しているケネス・マランツ記者に「取材に行きたい」と要望し、実現した。大会中には日本協会の富山英明会長とも対面。東京体育館のような大きなアリーナで国内大会ができることは「すばらしい。そんな国は、そうそうない」と称賛。大会の感想や印象を伝え、日本が世界のレスリング界をリードしていくことを望んだ。

 大会後は、日体大を訪れて樋口黎選手(ミキハウス)を取材。パリ・オリンピックへ向けて多くの情報を仕込み、日本滞在を終えた。

▲富山英明会長と対面したUWWのクマール・ビネイ記者(左)。右は日本在住でUWWホームページ記事を執筆しているケネス・マランツ記者=撮影・矢吹建夫

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