ブレーブス完封リレーで5連勝 ツインズ先発前田は粘りの投球実らず

【ツインズ0-3ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスは今季初登板となった先発のコルビー・アラードが5回途中無失点の好投。リリーフ陣もツインズ打線を無失点で封じ、2対0で勝利して5投手による完封リレーを達成した。ブレーブスはこれで5連勝と好調をキープ。2番手のカービー・イェーツが3勝目(0敗)をマークし、5番手のライセル・イグレシアスが13セーブ目を記録。ツインズ先発の前田健太は5敗目(1勝)を喫している。

本塁打数メジャートップを誇る強力打線が武器のブレーブスだが、この日は投手陣の活躍が目立った。レンジャーズから昨オフトレードで加入も、脇腹を痛め出遅れていた先発のアラードが初回を三者三振でスタートするなど、5回途中8奪三振無失点と鬱憤を晴らすかのような好投を披露すると、継投に入った6回以降はツインズ打線に2塁すら踏ませない完璧なリレー。打線が3回までに奪った2得点を投手陣が守り切ると、最後は8回裏に主砲のマット・オルソンが26号ソロでこの頑張りに応えた。

一方強力ブレーブス打線と対峙したツインズ先発の前田は、味方の援護に恵まれず負け投手にはなってしまったものの、粘りのピッチングを披露。初回にオルソンのタイムリー二塁打、3回に犠牲フライで1点ずつを失ったものの、5回裏無死1・2塁のピンチは併殺と外野フライで無得点と失点を最小限にとどめる。結局5回82球を投げて被安打5、与四球2、奪三振4、失点2の内容でマウンドを降りたものの、強力打線を相手に爪痕は残した。今季の防御率は6.23といまだ数字はパッとしないが、巻き返しの可能性は感じさせる投球で、次回登板での活躍が期待される。

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