太田光、『だが、情熱はある』を絶賛する「俺も頑張ろうって思った」

27日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、25日に最終回が放送されたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)を絶賛した。

番組では、太田が自著を毎回書評している書評家の豊崎由美氏について話していた。

太田は、豊崎氏に小説家としてのデビュー作である『マボロシの鳥』を酷評されたが、それがある意味モチベーションになって、後の作品を書くようになっていったという。

豊崎氏も最初に酷評したため、以後太田の担当のようになり、毎回新作が出る度に書評をすることになってしまったが、年齢的にいつまで読める体力があるかわからないとも話しているようで、太田は「次の小説は、もうちょっと早く書きますよ。情熱あるから、俺も。だが、情熱はある」とコメント。ドラマの『だが、情熱はある』に話題は移り「最終回、素晴らしかったね~」と語った。

ただ田中裕二は未視聴ということで、「ねぇ、凄いサプライズで」と適当に言ったため、疑問に思った太田が聞き返すと、田中は「ニュースになってたけど。本人出てきたって、大騒ぎになってて。ニュースだけしか俺、見てないからアレだけど(笑)」と答えたのだった。

同作はオードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた作品だが、本人たちは一切本編には出てていなかったということで、太田が「本人出てこないよ…?」と言うと田中は「いや、奥さんの方が。違うの? ニュースの見出しレベルだけど、蒼井優ちゃんが出たって」と返した。

山里の妻である蒼井は作中でスポーツ新聞紙面越しには出ていたが、出演者としては出ていなかったということで太田は「新聞に映ったんじゃない? ちょっと分かんない…、凄い感動したんだよ。やっぱアイツらすげぇなって。どんどん新しいことに挑戦してってるから」と田中に冷めつつも感想を語り、「俺も頑張ろうって思ったから」と小説を書くための励みになったと明かしたのだった。

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