絶滅が心配される「オオムラサキ」を観察し"命の大切さ"を親子で学ぶ

 子どもたちに、命の大切さを学んでもらおうと壬生町の小学校で28日、絶滅が心配される「オオムラサキ」を観察する授業が行われました。

 授業が行われたのは壬生北小学校で3年生の児童とその保護者、約30人が参加しました。

 講師を務めたのはオオムラサキを町のシンボルにしようと活動している市民団体「オオムラサキの里を作る会」の大島菊夫会長です。

 大島さんは、国の蝶でありながら自然環境の変化などで全国的に激減しているオオムラサキの保護に取り組んでいて、この蝶の成長過程や生態について説明しました。

 最後に、サナギから羽化したばかりの成虫の観察が行われ、児童たちはオスとメスの羽の色の違いや羽を動かす様子に目を輝かせていました。

© 株式会社とちぎテレビ