女子トイレ仕切り板に穴、北上でも 器物損壊の疑いで捜査

北上市民江釣子体育館の女子トイレ仕切り板に開けられた穴

 北上市上江釣子の市民江釣子体育館で、女子トイレの個室仕切り板に穴が開けられる被害に遭っていたことが28日分かった。管理する同市内の建設会社から被害届の提出を受けた北上署が、器物損壊の疑いで捜査している。

 指定管理者や市などによると、14日午前9時ごろ出勤してきた管理人が確認。二つある個室を隔てる仕切り板2カ所に、13日夕までにはなかった穴が開けられていた。のぞき見ることができる程度の大きさで、同日夜に使用した団体から不審者の目撃情報もあった。他施設の被害は確認されていない。

 一関市内の一関運動公園野球場など公共施設4カ所の女子トイレでも、5月21日から6月22日にかけて穴が開けられる被害が確認されている。

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