【ブリュワーズ５－２メッツ】＠シティ・フィールド
ブリュワーズは同点で迎えた６回表にブレイク・パークンスのタイムリーで勝ち越しに成功すると、８回表にも２点を追加。リリーフ陣もメッツ打線に反撃を許さずこのリードを守り切り、５対２で勝利して敵地での４連戦を２勝１敗と一歩リードした。ブリュワーズ２番手のブライス・ウィルソンが３勝目（０敗）をマークし、６番手のデビン・ウィリアムスが15セーブ目を記録。メッツ２番手のグラント・ハートウィッグはメジャー初黒星（０勝）となった。
今季得失点差マイナスながら貯金３と粘り強い戦いを繰り広げているブリュワーズがこの日も持ち味を発揮した。１回表にジェシー・ウィンカーのタイムリーで先制すると、２回裏にトミー・ファムの８号ソロ、４回裏に押し出しの四球を与え同点を許したものの、６回表にルーキー・パーキンスの一打で勝ち越しに成功。５回から継投に入ったリリーフ陣は、５投手による無失点リレーと安定感抜群だった。
メジャー２度目の中４日での先発登板となったメッツの千賀滉大は、立ち上がりにいきなり２点を失うと、３回には二死満塁のピンチを迎えるなど、毎回ランナーを背負う苦しいピッチングとなった。それでも徐々に立て直し、５回を三者凡退に抑えたところで球数が100球を越えてお役御免。結局失点は初回の２点のみと粘り切り、５回102球、被安打５、与四球２、奪三振８とゲームを作る役割は果たした。勝ち負けはつかず、今季の成績は６勝５敗、101奪三振、防御率3.53となっている。
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