愛犬に散歩を『楽しい』と感じてもらうための工夫4つ!今日から始められる簡単な方法も

1.アイコンタクトや声掛けをする

愛犬との散歩をワンランクアップさせるために、気軽に取り入れられる工夫が「アイコンタクト」や「声掛け」を増やすことです。

散歩をしているとき、無言で淡々と歩いていることも多いと思いますし、なかにはスマホを見ながら歩いている飼い主さんを見かけることもあります。

しかし、犬にとって散歩は貴重な外出の機会で、様々なものを見たり聞いたりして良い刺激を受けています。そのようなときに、飼い主さんが話しかけてくれたり、アイコンタクトをして笑いかけてくれたりすると、犬は「一緒に楽しんでいる」という気分になって、より一層楽しい気分になるでしょう。

反対に、愛犬が飼い主さんの方を振り返ってアイコンタクトをとろうとしても、飼い主さんはスマホに夢中になっているなどして気持ちが通じ合わないとがっかりしてしまうことも…。

愛犬との散歩を、大切なコミュニケーションの時間と考えて、一緒に楽しんでみてくださいね。

2.散歩のコースを変える

愛犬との散歩は、大抵同じコースを歩いているという飼い主さんは少なくないと思います。確かに、自宅の周辺であまり時間をかけて散歩ができない場合は、同じ道を歩いて同じ公園に立ち寄るという定番のコースができてしまいがちだと思います。

そのようなコースをめぐることで、犬が安心感を得たり近所の見回りをしている気分になったりもできますが、時には飽きてしまうこともあると思います。

そのため、毎日ではなくても時々散歩のコースや、立ち寄る公園を変えてみるといいでしょう。大きな変化ではなく、歩く路地を1本変えたり、曲がる角を1つ遠くまで行くだけでも犬は新鮮な気持ちになると思います。

もちろん、時間があるときにはドッグランやドッグカフェに足を伸ばしてみたり、自然の中の散策やハイキングを楽しんだりするスペシャルな散歩をしてみると、愛犬は大喜びするでしょう。

3.歩くスピードや方向に変化をつける

生活環境によっては、散歩コースを変えるのがむずかしいということもあると思います。そのような場合には、普段歩いている道を逆回りで歩いてみたり、歩く速さに緩急をつけたりといったちょっとした変化を加えてみるのがおすすめです。

歩く方向が変わるだけで、犬が見る景色が変わりますし、歩くスピードが変わることで犬は遊びのような感覚になって楽しむことができるでしょう。

また、あえて立ち止まっておすわりの指示を出すなど、しつけトレーニングの要素を取り入れてみるのも犬にとって良い刺激になると思います。

4.犬の自由時間をつくる

犬の散歩をするとき、決まった道を歩き、排泄を済ませて帰るというだけでは、犬は次第に退屈さを感じてきてしまうと思います。

一日の大半を室内または庭で過ごす犬にとって、散歩は様々な刺激を得られるビッグイベントです。そのため、散歩のときには「犬がしたいこと」をさせてあげるということも考えてみましょう。

愛犬が行きたい方向に歩いたり、草むらで気が済むまでにおいかぎをさせたり、他の犬とあいさつをさせたりと、犬がしたいことをする「自由時間」を作ってみてください。そうすることで、犬の散歩に対する満足感がぐっと高まるでしょう。

まとめ

飼い主さんにとって、愛犬との散歩は毎日しなくてはならない仕事のようになっていたり、ただの習慣として捉えていたりすることもあると思います。

しかし、多くの犬にとって散歩は外に出られる貴重なチャンスで、音や景色、においなど様々な刺激を受けられる大好きな時間となっていることでしょう。

そんな散歩の時間をより一層楽しいものにして、犬が毎日を充実して過ごせるようにするために、ぜひできる範囲で工夫をしてあげてください。

また、何よりも大切なのは、犬だけでなく飼い主さん自身も散歩を楽しむことだと思います。愛犬と一緒に散歩を楽しむつもりで、コミュニケーションをとりながら出かけてみてください。

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