アストロズがカージナルスとの乱打戦制す ヌートバーは1安打

【アストロズ10-7カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

アストロズは2点ビハインドで迎えた8回表にホセ・アルトゥーベが4号3ランを放ち逆転に成功。結局この回5点を奪う猛攻でカージナルスを突き放して10対7で勝利し、3連戦2戦目を終えて1勝1敗のタイとした。アストロズ3番手のセス・マルティネスが2勝目(3敗)をマークし、5番手のライアン・プレスリーが15セーブ目を記録。カージナルス4番手のジオバニー・ガイエゴスは4敗目(1勝)となった。

試合は序盤から大きく動く展開となった。1回表にアストロズがカイル・タッカーのタイムリー二塁打を皮切りに3点を先制すると、カージナルスもその裏にノーラン・アレナドの16号3ランとアレック・バーレソンのタイムリーで4対3と逆転に成功。カージナルスはさらにポール・ゴールドシュミットの14号ソロなどで2点を追加するが、アストロズもマーティン・マルドナードが6号2ランを放つなど反撃を見せる。しかし直後の6回裏にブレンダン・ドノバンの8号ソロが飛び出すなど、勢いは依然カージナルスにあるかと思われた。

ところがこのカージナルス優位の流れをガイエゴスが守り切れない。ヒットと四球などで一死2・3塁のピンチを迎えると、アルトゥーベに内角の速球をレフトスタンドまで運ばれて逆転を許してしまう。なおもガイエゴスはアストロズ打線を止めることができず、ホセ・アブレイユにも6号2ランを浴びてしまい力尽きた。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「3番・中堅」でスタメン出場し、ショート内野安打、ショートゴロ、サードフライ、空振り三振、空振り三振で5打数1安打。初回に逆転を呼び込む内野安打こそ放ったものの、一死満塁と追加点の好機だった第3打席に内野フライを打ち上げてしまうなどチャンスに役割を果たすことができず、チームも逆転負けと悔しい試合になってしまった。今季の成績は打率.260、OPS.737となっている。

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