条例で規制できた?情報共有は適切だった? 43項目の論点開示 盛り土崩落で市の検証会=浜松市

2022年9月、台風15号の影響で起きた浜松市天竜区の盛り土の崩落について、行政の対応が適切だったかどうかを検証する6回目の検証会が6月28日、浜松市で開かれました。

2022年9月、浜松市天竜区緑恵台では台風15号に伴う大雨の影響で盛り土が崩落し、住宅3棟が巻き込まれ3人がけがをしました。

この土砂崩れを巡って行政の対応が適切だったかどうかを専門家などが検証する6回目の検証会が28日行われました。検証会終了後、市はこれまで非公開になっていた行政対応の妥当性などが時系列でまとめられた43項目の論点を開示。論点には、県土採取等規制条例で規制など法令による対応が可能だったかどうかや、部局間での情報共有は適切だったのかなどが盛り込まれています。

報告書の提出時期については未定だとしていますが、市は28日の検証会を踏まえ「近く提出できれば」と話しました。

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