29日、警察は販売する目的で大麻を所持したとして、広島県呉市の漁師の男(42)を逮捕しました。自宅からはおよそ925万円分の大麻が押収されたということです。
大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕されたのは、呉市豊浜町の漁師の男(42)です。
警察によりますと、男は6月12日午前9時半ごろ、自宅で乾燥大麻約51gを営利目的で所持していた疑いがもたれています。
調べに対し、男は「他人に売るために持っていた大麻ではない。すべて自分で使うための大麻」と供述しているということです。
男は4月、呉市で飲食店経営者の男性を数回足蹴りするなどして重傷を負わせたとして、傷害の疑いで今月12日に逮捕されていました(29日処分保留)。
警察は、12日に男が住む一軒家を捜索した際、室内で乾燥大麻を発見。このほかに約1.8kgの大麻葉片や、ポットや照明器具などの栽培用具も見つけたということです。押収された大麻の価格は、計925万5000円(末端価格)に上るということです。
警察が事件のいきさつを調べています。