ブレックス、前千葉Jのエドワーズと契約 日本国籍取得、東京五輪にも出場

ギャビン・エドワーズ

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスは29日、三河や千葉Jで長く主力としてプレーし、2021年の東京五輪には日本代表で出場した米国出身パワーフォワード、ギャビン・エドワーズ(35)=206センチ、110キロ=と2023-24シーズンの契約に合意したと発表した。背番号は33。

 エドワーズは米・コネティカット大を卒業後、韓国の安養を振り出しにNBA下部のDリーグ(現Gリーグ)などを経て13年に来日。シーホース三河(当時NBL)では13-14シーズンから比江島慎(ひえじままこと)と4季プレーした。

 17年に千葉Jに移籍してからは天皇杯3連覇などのタイトル獲得に貢献し22-23シーズンまで6季プレー。19年には日本国籍を取得した。インサイドでの得点やリバウンド、高さを生かしたブロックなど攻守両面で高い貢献度を誇り、22-23シーズンは1試合平均9.0得点、5.7リバウンドをマークした。

 エドワーズはクラブを通し「今まで皆さんの対戦相手として何年も戦ってきましたが、同じサイドで仲間として戦えることにとてもワクワクしています。強豪としての勝利の歴史と文化を継続し、さらに高めていけるよう頑張ります」とコメントした。

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