五輪選手が一流の技伝授 日光でホッケー教室 児童70人参加

試合形式で技術を学ぶ児童ら

 【日光】日本ホッケー協会は24日、根室の市ホッケー場で「夢見るホッケー教室」を開催し、市内の児童約70人が参加した。競技の普及を目的に、各都道府県へ五輪出場選手や元日本代表選手を派遣して行う「ホッケー夢プロジェクト」の一環。

 今回はリオ五輪に出場した阪口真紀(さかぐちまき)さんや、今市高出身の松本和将(まつもとかずまさ)さんら6人がコーチを務め、シュートやドリブルなどそれぞれの得意分野を指導した。

 児童同士やコーチとの模範試合も行った。小林小ホッケー部5年星佳凜(ほしかりん)さん(10)は「課題だったドリブルについて詳しく教えてもらえた」とうれしそうに話した。

 元日本代表で同プロジェクトリーダーの山下彰子(やましたあきこ)さん(35)は「オリンピアンに間近で親しむことで、夢や目標のきっかけになれば」と話した。

 25日は小学6年~中学3年の経験者を対象に開く。午前9時~正午。参加無料。詳細は同協会公式ホームページ。

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