“街の住みここちランキング”発表 県内1位は?住んでいる街の満足度調査(静岡県)

「自分が住んでいる街にどれくらい満足しているのか?」

県民へのアンケートをもとに、静岡県内の市町の“住み心地”ランキングが発表されました。1位に選ばれたのは?

この調査は、賃貸住宅建設大手の大東建託が行っているもので、2023年で5回目となります。調査はインターネットで行われ、県民2万1千人あまりから回答が得られました。現在、住んでいる街について、生活の利便性や行政サービス、治安など8分野59の設問に5段階で評価してもらい、ランキング形式で集計しました。

その結果、「街の住みここちランキング」の第5位は静岡市駿河区、4位は浜松市浜北区、3位は静岡市葵区となりました。そして、第2位は・・・・清流が流れるこの町、清水町です。生活利便性や行政サービスなどで高評価となりました。

そして第1位は・・・

「自然がたくさんある」「助成金が充実している」「ここしかないと思い住んでいる」

5年連続で1位となったのは長泉町です。行政サービスをはじめ生活、交通の利便性、防災など5分野で最高点をマーク。特に、子育てに関しては満足度が高いようです。子育て支援センターを訪ねると、大勢の親子で賑わっていました。

(地元出身の母親)

「公園もきれいな所が増え、遊ぶ施設も昔よりある、友達もたくさんできる」

( 町外から移住)

「子どもがのびのびと遊べている、環境がすごくいい」

町には3つの子育て支援センターがあり、こちらのセンターでは保育士が常駐し子育て相談に応じているほか、親子で楽しめる様々な工夫がされています。

(長泉町こどもみらい課 佐野 操子 副主幹)

「親子で遊べるおもちゃ、親も楽しめるおもちゃを置いている、月に一度おもちゃの入れ替えをして、再度来ても楽しめるよう工夫」

また調査では「住みたい街」についても聞きました。

その結果、1位は東京23区、2位は静岡市葵区、3位は横浜市で2年連続で同じ順位になりました。一方で「住みたい街が特にない」が52.6%、「今住んでいる街に住み続けたい」が19.2%となり、7割以上の人が今住んでいる街を評価する結果となっています。

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