岡田将生 “見た目100点、性格0点”の残念なイケメン姿 「1秒先の彼」本編映像

2023年7月7日より劇場公開される、監督を山下敦弘、脚本を宮藤官九郎が務め、岡田将生と清原果耶がダブル主演を務める映画「1秒先の彼」から、岡田将生演じる“見た目100点、性格0点”のハジメの姿が収められた、本編映像の一部が公開された。

ハジメが勤務する郵便局の同僚である小沢(伊勢志摩)と元恋人のエミリ(松本妃代)は、昼休みにハジメの悪口を言い始める。「なんで(ハジメと)別れたん?」とエミリに詰め寄る小沢。エミリが「皇(すめらぎ)さんて、見た目100点じゃないですか」と話すと、「性格0点やけどな!」と小沢がすかさず付け足す。その会話を同じ部屋で聞かされているハジメが「あの、いますよ。僕」と存在を主張するも、エミリはお構いなしに「日々、減点?今も減り続けてるんですよね!」と続ける。

さらに、エミリの新しい彼氏が亀岡出身だと聞いたハジメは、「いやいやいや、京都ちゃいますやん!」と言い、意気揚々と京都の地図の前へ。「北は今出川、南は五 条、東は東大路、西は千本。この内側が洛中。京都いうのはこの洛中だけですわ!」と、京都へ 並々ならぬ愛情を持つハジメならではの謎のマウントが飛び出すも、実はハジメの出身地は宇治の洛外であることが発覚する。小沢に指摘されて一瞬動揺するハジメだったが、無視を決める。

脚本を務めた宮藤官九郎と監督の山下敦弘のラブコールで、ハジメ役での出演が決まった岡田将生。2人の岡田への愛情は大きく、宮藤は「企画会議で『ヒロインが岡田くんなら、それもアリですね』と答えました。岡田君には不思議な“ヒロイン感”があると思ったのと、郵便局の窓口に岡田くんが不満げな顔で座っている様が容易に想像できたからです」と語り、山下監督も「脚本が岡田将生の魅力を最大限に引き出しているので、皆様お楽しみください」と、クドカン脚本と岡田の相性の良さを明かしている。そんな 2 人が岡田のために用意した“残念なイケメン”というキャラクターに応える岡田の姿が見られる本編映像となっている。

「1秒先の彼」は、台湾映画「1秒先の彼女」のリメイク作。京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカの“消えた1日”をめぐる物語が描かれる。郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかく1秒早い。路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれて恋に落ちたハジメは、花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日になっていまい、“花火大会デート”が消えてしまう。謎の秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる大学生のレイカのようだった。

山下敦弘監督と脚本の宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がダブル主演。荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉、笑福亭笑瓶らが顔をそろえる。

【作品情報】
1秒先の彼
2023年7月7日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:ビターズ・エンド
©2023『1秒先の彼』製作委員会

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