JT「プルーム・テック」終了へ 新ブランドで加熱式てこ入れ

販売を終了する「プルーム・テック」

 日本たばこ産業(JT)は29日、加熱式たばこのブランド「プルーム・テック」の販売を終了すると発表した。7月以降、現行機種の生産を終える。新ブランド「with(ウィズ)」として今年の夏に新機種を発売し、加熱式たばこ市場でのてこ入れを図る。2016年に登場した「プルーム・テック」の名称は消えることになる。

 販売を終了するのは「プルーム・テック」と「プルーム・テック・プラス」シリーズ2機種の計3機種で、いずれもカプセルを低温で加熱するタイプ。現行のカプセルは新機種でも使える。

 加熱式たばこ市場でのJTのシェアは13%程度にとどまっている。

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