マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表FWアントニーが、公式SNSを通じて自身のドメスティック・バイオレンス(DV)疑惑を否定した。
『ESPNブラジル』によると、アントニーの元ガールフレンドであるガブリエラ・カヴァリンは今月初めに、アントニーからDV、傷害、脅迫の4件の被害を受けたとして、警察に被害届を提出したという。
告訴状はサンパウロ市タトゥアペ地区にある第5婦人警察署に提出され、捜査は進行中だ。
アントニーは元ガールフレンドとのトラブルに関して、ここまで沈黙を貫いてきたが、自身の『インスタグラム』のストーリーを通じて自身に対する容疑を否定した。
「友人、ファン、フォロワーの皆さんへ。自分の名前に関する捜査が行われている警察署で証言を行った後、暴行の濡れ衣を着せられて以来、初めて公の場で話したいと思っています」
「捜査の邪魔をしないようにこれまで黙っていましたが、この日々の間、家族も僕も沈黙の中で苦しみ続けてきました」
「僕は非常に貧しい地域で生まれ育ちましたが、これに似た状況を経験したことはありませんでした。虚偽告訴が以前一部の人々に不当な世論判断をもたらしています」
「捜査終了後、自分の潔白が証明され、正義が勝利し、当初自分のイメージに与えたダメージが過去のものとなることを確信しています。この非常に困難な時期に寄せられた多くの応援メッセージに感謝します」
アントニーは昨夏、アヤックスから最大1億ユーロ(約157億円)と言われる高額な移籍金で加入。加入1年目は公式戦44試合に出場し、8ゴール3アシストの数字を残した。
なお、マンチェスター・ユナイテッドは今回の一件に関してコメントを出していない。
