日本サッカー協会(JFA)は29日、日本代表が9月12日(火)にトルコ代表と国際親善試合を行うことが決定したと発表した。
会場は中立地のベルギー・ゲンク。JFAの主催試合として開催される。以下は森保一監督のコメント。
日本代表 森保一監督
「まずはチームとして勝利を目指して全力で戦いたいと思います。トルコ代表といえば 2002年の日韓ワールドカップでの試合を思い出される方も多いかと思います。当時も良いチームでしたが現在でも個々の能力は非常に高く、世界トップ基準で戦う選手を多く擁している強力な相手です。ただ我々もチームとして、個人としても成長を重ねていますので、この試合を通してさらに成長できるようにチャレンジをし、素晴らしい試合になるようベストを尽くします」
日本代表はトルコと過去に2度対戦している。
初対戦は1997年6月15日、キリンカップサッカー'97にて大阪の長居スタジアムで対戦。
この時の日本のスタメンは以下の通り。
GK:川口能活
DF:井原正巳、秋田豊、相馬直樹、名良橋晃、斉藤俊秀
MF:山口素弘、森島寛晃、名波浩、中田英寿
FW:三浦知良
試合は25分、長居をホームとするセレッソ大阪MF森島が先制点を決め、そのまま日本が1-0で勝利した。
そして直近が森保監督のコメントにもある、2002年の日韓ワールドカップ。グループステージを1位で抜けた日本はラウンド16、トルコと宮城スタジアムで対戦した。
日本のスタメンは以下の通り。
GK:楢﨑正剛
DF:松田直樹、宮本恒靖、中田浩二
MF:明神智和、戸田和幸、小野伸二、中田英寿、稲本潤一、三都主アレサンドロ
FW:西澤明訓
12分、エルギュン・ペンベのコーナーキックをフリーのウミト・ダヴァラが頭で叩き込み、これが決勝点となってしまった。
ちなみにこの時のトルコ戦について、のちに「自分がいたら勝っていた」とYouTubeで語ったのが、現日本代表コーチの名波氏だ。
日本とトルコの対戦成績は1勝1敗。今回の親善試合でどちらが勝利するのか注目したい。
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なお、日本はトルコ戦を前にした9月9日(土)、ドイツ代表とヴォルフスブルクで対戦することも決まっている。